令和2年6月5日
一般社団法人東京都ボート協会
競技本部
普及本部
第5回東日本夏季競漕大会及び第4回東日本マスターズ競漕大会の中止について
いつも弊協会の大会運営へのご理解とご協力、ありがとうございます。
さて題記大会の実施可否については、5月22日(金)付で6月5日(金)にその最終判断を行うとの告知を致しました。以降、新型コロナウイルス感染とその収束状況をウオッチしつつ検討して参りましたが、現時点ではそれらの実施にはまだまだリスクが大きい状況であり、このため本年の両大会については中止致します。
ご承知の様に、此度の新型コロナウイルス感染拡大により4月7日(火)に政府より発令された緊急事態宣言は、関係各方面の懸命の努力の結果、一時の最悪の状況は鎮静化し、5/25(月)までに全国で解除されました。
しかしその後一部の地方では再びかなりの感染者が出始めており、東京都でも同様で、6月2日(火)にアラートが出される等、決して安全な状態が回復された訳ではありません
また本大会には例年中学高校からは多くの出漕やご協力を頂いておりますが、これらはようやく休校が解除されたものの、生徒の登校の分散化等で対応している状況であり、部活動については、今後いつどの程度のレベルにまで立ち上げられるのか、具体的な見通しは未だ立っておりません。
また大学についてもネット授業等で対応をしているところもありますが、部活動については多くの大学で艇庫の使用を自粛している状況です。
少なくともここ当面は、社会の各分野で、感染の再拡大抑止と両立させつつ、経済その他の活動を運営していかねばならないという極めて難しい舵取りを余儀なくされることは疑いのないところであります。
このため現時点では、本大会の予定されていた7月19日(日)までの6週間のうちに安心安全の担保を確保することには見通しが立たず、敢えてこのタイミングで本大会を実施することは、リスクが非常に高いものと判断し、従って誠に残念ではありますが、本年は中止と致します。
関係各位には多大なご迷惑とご心配をお掛けし、誠に申し訳ない次第でありますが、何卒以上の様な状況に対しご理解を頂きたく、宜しくお願い申し上げます。
以上